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JUMP大好き!アラフォー仕事人のブログ

ジャニーズ半世紀の歴史とHey! Say! JUMPから考えるアイドルの存在意義

こんにちは! 昨日のTHE MUSIC DAY見ましたか? なんか色々と最高でしたね! もう一体何回目かわからなくなるくらいジャニーズメドレーをリピっているそんな日曜日の昼下がり。Hey! Say! JUMP担のアラフォー現役経営者が思うのはこんなことです。

「青春にはまだ早い」が思い出させてくれたもの

THE MUSIC DAYに先駆けて放送された先日のテレ東音楽祭。そこでかつてのジャニオタにとっての神番組「愛LOVEジュニア」の映像が流れたのをご覧になりましたでしょうか? 黄金期のジュニアたちが唄う耳にしたことがある“たった一つの誇りだけさ~♪”というフレーズ。その曲は光GENJIの「青春にはまだ早い」という曲でした。

私は年齢的には光GENJIを通っていてもおかしくはないのですが、ジャニオタになったのはジュニア黄金期(1996年ごろ)からなのでこの曲は光GENJIというよりはジュニアの曲という認識です。

動画をあさるとありました!まだ幼い滝沢・翼・相葉・ニノ・松潤で唄い踊る「青春にはまだ早い」が! ああなんて儚くて切なくて可愛いの!! こんな子たちに“恋に震え 膝抱くのが ヤワだとは言わせないさ~♪”なんて歌われた日には「言わない!言わないからこれにでもくるまっていなさい!」と大きなバスタオルで後ろからそっとくるんであげたくなるってもんです。

ハァハァ…。いや、今日は幼い日の滝翼と嵐がどんだけ可愛かったかという話をしたいのではないのでした。この光GENJIの「青春にはまだ早い」。結構それまでのジャニーズとそれからのジャニーズが凝縮された一曲だったのだな、ということに気付いたんですよね。

まず歌詞に“僕たちのザ・ウエストサイドストーリー”という言葉が出てきます。今年の新春、ラジオで蜷川幸雄とジャニーさんの対談でも語られていたようにジャニーズ誕生のきっかけは“ウエストサイドストーリー”です。この物語のテイストは後のSUMMARYをはじめジャニーさん演出の舞台にもたびたび登場します。

そしてこの曲が収められていた光GENJIのアルバムタイトルは「Hey! Say! 」だったということ。更に歌詞には“胸の奥 JUMP for you”という言葉も入っていたりして、ジャニーさんの中でHey! Say! JUMP計画は「Hey! Say! 」というアルバムが発売された1989年=平成元年から既にはじまっていたのではないだろうか! という仮説が生まれたのです。

ジャニーさんの夢 平成という時代とHey! Say! JUMP

ジャニーさんがエンターテイメントという世界でかなえたい夢ってつきつめると「平和」なんじゃないかな、と思うんです。先に書いた新春の蜷川幸雄とのラジオではじめてジャニーさんの口から空襲の話を聞いて、いろいろとそれまでのジャニーさんが作ってきた舞台の世界観の原点が見えたというか。

昭和という時代は悲しい歴史をたくさん刻んでしまったけど、そういう時代があったから気付けたこともたくさんあるわけで。そんな悲しい時代の記憶と新しい時代への期待とそれらを象徴する言葉「Hey! Say! 」なのかな、と思うんですよね。

翻って昨日のHey! Say! JUMPですよ。並み居る先輩たちの中で本当にいい仕事をしてましたね。うんうん。

昨日のメドレーを見てるとほんと「嵐はなぜ売れたか」がよくわかりました。今、自分たちは何のためにこの場でパフォーマンスをしているのか一番理解していて、託された仕事を全力でしている最初の世代がでしたね。

Hey! Say! JUMP先輩たちの成功と失敗をちゃんと見とどけたあとの世代なので、今後も嵐をお手本にしながら新しい時代を築いていくのでしょう。先輩たちとの違いで自分がすごく思ったのは「人を輝かせることができる」という点です。

例えばVENUSではフリが入っていない光一よりも完璧にフリをマスターしていてかつサイズ的にも小さくて華がある山ちゃんをセンターに据えたほうが見栄えはよかったでしょう。でもセンターは光一でした。OneLoveでは曲の唄い出しが剛と岡田くんだったので(自分じゃなくて)二人を見て!と促す裕翔くんとか。こういうこと90年代に青春を過ごした世代はまだまだ自分しか見えていないため、なかなかできないのですが、Hey! Say! JUMPは二十歳そこらでそれが自然にできるわけですよ。

アイドルは何のために存在するのか

自分の意思で生まれてきた人間などいません。だからこそ人は「自分は何のために生まれてきたのだろう」と考え思い悩みます。その問いに答えはありませんが、ただ一ついえることがあります。それは「人は誰かの役に立ってこそ生きている意味がある」ということです。アイドルは何のために存在するのか。それをはじめてちゃんと理解した世代が嵐であり、当たり前に内面化できている最初の世代がHey! Say! JUMPなんじゃないかな、と私は思います。

まとめ

私、個人的にめちゃくちゃ『源氏物語』が好きなんですけど、Hey! Say! JUMPに光という名前の子がいるのもおもしろい偶然ですよね。ジャニーズの歴史、アイドルの歴史、日本の歴史、世界の歴史の中に今を生きるHey! Say! JUMPは存在していて、それを日々私たちは見届けられる場所にいる。これこそが最高のエンターテーメント!!

明日も明後日もこの幸せを噛み締めつつ、私は私が出来ることで誰かを輝かせ、誰かの役に立つ仕事をしていくのだ!と思いを新たにするのでした。

最後までお読みいただきありがとうございます。