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JUMP大好き!アラフォー仕事人のブログ

薮くんのあの騒動とオタクのこの1年

こんばんは!書きたいことが溜まっているのでどんどん書いていきます。今日は薮くんのあの騒動から1年経った今の気持ちをまとめたいと思います。

ジャニーズ史上最悪の流出事件

2014年5月、ジャニーズ史上最悪と言われるプライベート画像流出事件が起こりました。それは私が生まれてはじめて突きつけられた自担のスキャンダルでした。

話は少し遡ります。私はカモナからのJUMP担なので、薮くんの歌詞はメッセージソングからラブソングに移行済みでした。2014年版のカレンダーのアンケートで「JUMPで一番好きな曲」という問いに他のメンバーが“ULTRA MUSIC POWER”や“Ride With Me”を挙げる中、薮くん一人“Together Forever”を挙げていたので「薮くんは今、恋をしているのだな」と思いました。2014年5月10日、11日の東京ドームのコンサートには行けなかったけど、ワイドショーで流れた“切なさ、ひきかえに”を聴いて、(歌詞はネットで流れてた)「あぁ、薮くんはこんな恋をしているのだな」と心地よい切なさに浸ったものでした。

薮くんは恋をしている! “スクランブル”や“切なさ、ひきかえに”の歌詞を何度も読んで薮くんの恋を思い描きました。きっと相手の女性はそう、藤壺女御のような人だ!光源氏が生涯憧れてやまなかった藤壺!私の妄想はどこまでも具体的に詳細に深まっていったのでした。

そんな幸せすぎるドームの夢から何日もたたないある日、あの爆弾は振ってきました。1弾目でこちとら十分死亡しているのにもかかわらず、これでもかこれでもかと降り注ぐ爆弾…。それは思い描いていた光源氏藤壺の恋愛とは程遠い絵面だったのです。

 致死量の何倍もの爆撃を受け十分過ぎるほど死に絶えた脳みそには更にこんな言葉が浴びせられたのです。

「30歳でジャニーズをやめる」発言

流出画像が掲載された雑誌には薮くんが語った言葉として「30歳でジャニーズをやめる」という言葉が前後の文とは若干不自然な感じで記載されていました。こんなもん書いたもん勝ちだし、実際に言ったかどうかなんで確認のしようがないことだけど、これだけ無防備な姿を撮らせるような心理状態ならば、そう言ってたかもね、と思われてもしょうがない有様でした。

 この発言は写真と同じくらいオタクにショックを与えたのでした。でも私はこの発言に関しては責める気にはなれませんでした。入所して12年、デビューして6年、ジャニーズしか知らないまま、子供ばかりのグループのリーダー的存在として10代後半と20代前半を駆け抜けてきて、ふっと酔った勢いでこんなことを言ってしまうこともあるだろう、と。まだ、お酒の怖さも知らないままこんな写真を撮ってしまうこともあるかもしれない、と。

そう。彼がやらかしたことはアイドルとしてはクッソ!!だけど、24歳の男の子としてはしごく普通のことなんですよね。だから悲しいけど、すんごい腹立つけどこの思いをどこにぶつけていいかわからない。この事件直後のオタとしての私はそんな気持ちでした。

この気持ち、何かに似ている

私は薮くんが恋をしていることに関してはスキャンダル前から受け入れていたし、酔った勢いで言わなくていいことを言ってしまったこともしかたがないと思っている。なのに悲しくて苛立たしくてたまらない。この気持ちは何なんだろう、と思ったときにふとある感情に似ているな、と思いました。それは大事な女友達がクソみたいな男に熱をあげてるのを見せられたとき。そんな男のどこがいいの!なに!あなた男の前でそんな顔するの?! 今まで言ってたタイプと全然ちがうじゃないのよ!みたいなときと似ていることに気づきました。今まで何度も大事な女友達をクソみたいな男に取られてきたけど、そのたびにある程度時間がたてば本当にクソ男なら別れてくれるし、1年も続けばこちらが受け入れられる、そんな経験をしてきたことを思い出しました。

そして薮くんのあの騒動から1年。どうしようもなかった気持ちも落ち着くべきところに落ち着いたな、と思います。

薮くんの1年、オタの1年

この1年、薮くんが置かれた環境は傍目にも気の毒すぎるほどでした。シングル曲のソロパートがない、一人だけラジオのレギュラーがない、リトルトーキョーライブの出番が一人だけ極端に少ない、舞台にメンバーが見に来ない、24時間テレビパーソナリティ就任のコメントが使われない、などなどまだまだあります。

年末に「いただきハイジャンプ」が放送されたとき、大阪は放送がなかったので私はツイキャスでリアタイしていたのですが、走らないといけない場面で薮くんは肉離れのため走れなくて、それを見た私は「持ってないなー」と思っただけでした。でも他のツイキャスに参加してた子達は「薮くんかわいそう」「大丈夫なのかな」って怪我のこと心配していて、そんな感情も持てない私はもう薮担ではないのだろう、と思いました。

でも、そんな冷めたかに思えた気持ちの落とし処がついに見つかったんです。それは滝沢歌舞伎のレポでした。連日タッキーと北山くんとジュニアたちと思いっきり楽しみながら舞台に立つ薮くんの様子。流れたきたフォトのかっこよさ! 薮くんの居場所はここなんだね!と思いました。

薮くんは頭が良いし、少年倶楽部の司会や、たかちねフランス旅の特典の座談会でのまわしっぷりなど見てキャスター向きだと思ってたんだけど、ジャニーズの王道である舞台こそが薮くんが輝く場なのかもしれないな、と。

 舞台に立つ薮くんはかっこいい!それはまぎれもない事実でした。この1年本当に気の毒な仕打ちを受けてきたけど、それでも自分の意思で自分が立つべき場に堂々と立ち、全力で私たちを幸せにしてくれる。そんな薮くんが私は好きだ。

1年間、オタはオタなりにいろいろ思い悩んだけど、今のこの気持ちに嘘はない。今日も明日も私は薮担です。

最後までお読みいただきありがとうございます。