ポップでハッピーのその先にあるもの

JUMP大好き!アラフォー仕事人のブログ

人前で話すときに大切なことは全て山田涼介が教えてくれる

こんにちは! 今日は海の日。それにふさわしい溶けそうに暑い大阪。そんな大阪にあと10日後にはHey! Say! JUMPが来てくれるのかぁ…。うれしいなぁ(しみじみ)。

5歳児を動かす山ちゃんの言葉

先日ついにレギュラー放送になった「いただきハイジャンプ」。1回目のテーマは山ちゃんが母子家庭の5歳の女の子の1日パパになってその子の本心を聞き出す、というものでした。最初は怖がって泣いていたその子でしたが、真摯に寄り添い警戒心を解き、やがて「お兄ちゃん一番好き」と言わせるまでに至った山ちゃん。母親を気遣って「パパはいらない」と言っていたその子ですが、最後には「本当はパパとママと3人で暮らしたい」という本心を聞くことができました

この映像を見ていて感心したのは(編集の妙もあるかもしれないけど)山ちゃんはスタッフの顔色をうかがったり周囲に助けを求めるような視線を送ったりを一切しなかったこと。(いのちゃんがいたのに!笑)とにかくその子と一対一で真剣に向き合って安心させ心から信じさせる。山ちゃんとその女の子だけの世界を作ってしまっていたことでした。

目の前の一人に話す/5万人の前で話す

これを見ていて思いだしたのがはじめてドームサマリー2011のDVDを見たときに感じたことでした。ドームサマリーのDVDを見る前にサマリー2004のDVDを見ていたのですが、あの定番のセリフ「僕は今年で18歳になります。18歳といえば世界では戦争にいかなければならない、そんな歳です。」というアレ。あのセリフ2004年版では山Pが言ってて、2011年は山ちゃんが言ってるんですけど、伝わり方が全然ちがったんですよね。明らかに山ちゃんの言葉のほうが胸に刺さる。それはなぜなんだろうか、と。

私事ですが、ちょうどそのDVDを見た頃「なぜ私の話は伝わらないんだろう」という悩みを抱えていたんですよね。20代で社長になったのでその頃は若い女性社長が珍しいということでちょくちょく講演を依頼され、30代後半からは自分の専門分野が認められてきたので専門分野でのビジネスセミナーの講師依頼を受ける機会が増えてきていました。

せっかく時間とお金をかけてセミナーを受講いただくからにはこちらも全力でお伝えしようと一生懸命準備して精一杯お話しするのですが、どうも伝えたいことが伝わってるようには思えませんでした

で、試しに一回サマリー2011のときの山ちゃんになりきって喋ってみたんですよ(笑)。ビジネスセミナーであんな喋り方する講師はいないですから、全部というわけにはいきませんが最後の締めのところで「私は今、山田涼介だ」と思いこんで喋ってみました。そしたら受講後の反応が今までと全然ちがったんですよねー。感想や感謝のメールやお手紙をいくつもいただいて、そのときはじめて今までの自分のやり方との違いがわかりました。

やってみてわかったこと、それは山ちゃんのあの喋り方は本気でそう思っていないとできない、ということです。それもたった一人に語りかけるように丁寧に心をこめて大切に話す、言葉と思考を完璧に一致させて目の前のただ一人に語りかける、それが伝わる話し方なのだ、と気付きました。

山ちゃんはきっと目の前の5歳児一人にであっても、5万人のファンの前であっても同じ心の持ち方で話しています。だから山ちゃんの言葉は人を動かすんだと私は思います。

山ちゃん式がもたらすメリットとデメリット

そうして人の心を動かす話し方のポイントのようなものをつかんだ自分でしたが、やっていくうちに良いことばかりではないということも知りました。つまり、これをやりすぎると変なお客さんがつくような気がするんですよね(笑)。必要以上の崇拝を受けるというか…。なので今は加減するようにしています(笑)。

これをHey! Say! JUMPで考えるとこのドームサマリーの頃と比べると今はずいぶん役割分担ができるようになってきていますよね。山ちゃんだけがエースを背負うのではなく他のメンバーも自分の強みを活かせる場で活躍をしはじめています。これってすごくいいことだと思うんですよね。チームとしてますます全員で輝いていってほしいです!

以上、ツアー直前のこの時期にとくにツアーとは関係ない話題をお届けしました!w