ポップでハッピーのその先にあるもの

JUMP大好き!アラフォー仕事人のブログ

この国の女たちの共通言語 文化としてのジャニーズ

こんばんは! 今夜はリトルトーキョーライブといただきハイジャンプの放送日でJUMP担は大忙しですが、大阪はいたジャンが映らないのでちょっとだけ早く寝れます。そんな7月初旬の蒸し暑い夜、しつこく先日のジャニーズシャッフルメドレーをリピートしながら思うのはこんなことです。

男の子文化における「週刊少年ジャンプ」の対になる女の子文化とは

1年以上前に終わってしまいましたが「ジェネレーション天国」という番組がありました。司会は山Pと今田耕司。ひとつのお題に対してバナナ世代(50代以上)キウイ世代(30~40代)マンゴー世代(10~20代)で比較しておもしろがるバラエティ番組。結構好きでよく見ていました。

神回はやはり週刊少年ジャンプの回。そう、ジャニオタ的にはキスマイの宮田くんが「ジャンプ読まないなら日本から出てけよ!!」という名言を放った回ですね。各世代ごとに名作があって日本の戦後史を理解する上でも、それぞれの世代の男の子の文化への影響力のすごさがわかる大変おもしろい回でした。

そしてその何週間後かに「マーガレット」が特集されたのですが、まったくの期待はずれ。ジャンプ回のおもしろさをまったく再現できなかったのです。番組としては男の子文化=週刊少年ジャンプが盛り上がったのだから、その対になる女の子文化を代表するマンガ誌はマーガレットだろう、という(安易な)発想だったのだと思いますが、そもそも男の子が「ジャンプ」を読む割合に相当するほど多数派に読まれている少女マンガ誌は存在しないのです。

例えば花より男子で言うと、連載が開始されたのはアラフォーの私が高校生の90年代ですが、日本で盛り上がったのは松潤主演でドラマ化された2000年代で、一般に知られたのはこのドラマがヒットした時期なのです。キウイ世代が道明寺派VS花沢派に分かれて議論しようにもそもそもあの時代に『花より男子』を読んでいた女の子なんてよっぽどのマンガ好きだけです。大林素子ががんばっていましたが、彼女以外は本当に当時から読んでいたか怪しいもんでした。

そう。マンガ誌を軸にして女の子が世代別に語る、ということには無理があるのです。大多数の女の子が読んでる少女マンガ誌というものがないのですから。

では、女の子文化において世代を超えて世代ごとの違いや共通点を語り合えるようなお題って何なんだろうと考えたとき、それってジャニーズだろう、いやジャニーズしかない、と思い至りました。

女たちの共通言語としてのジャニーズ

考えてみてください。この国の女たちの半分くらいは1度は熱狂したことがある、そんな文化が他にありますか? こんな文化は日本のどこにもきっと世界のどこにもないでしょうね。

私は独身で子供もいないので、お客さんに子供の話をされるとただ笑って相槌を打つことしかできないのですが、相手のお子さんが女の子だった場合結構な確率で「嵐の翔くんが~」とかが言ってくださって、それが会話のフックとなり相手との距離が縮まったりします。

またこの年(アラフォー)でもまれに女友達ができることがあり、そんなときの会話の糸口として「ジャニーズでいうとどのあたりとおってきた?」と聞くと結構そこから会話が広がり、相手の性格や好みを理解する助けとなったりします。

まさに女たちの共通言語としてのジャニーズ! そんな世界にも稀な文化を生み出したのが和歌山出身のゲイの可愛いおじいちゃんだ、ということに私の興味は尽きないのです!!

だからほんと、ジェネレーション天国では「ジャニーズ」をテーマにして各世代の女たちに語り合ってほしかったです。ええ、無理だった理由もわかっていますとも。派閥のばかやろう!

まとめ

こんな感じで今日もまたジャニーズシャッフルメドレーをリピりながら、ジャニーズと女たちと日本文化に思いを馳せ、リトラの放送を待つ。そんな蒸し暑い7月の夜を過ごすのでした。

お読みいただきありがとうございます。