ポップでハッピーのその先にあるもの

JUMP大好き!アラフォー仕事人のブログ

Hey! Say! JUMP新曲「Chau♯」での振り切り具合から思うこと

こんばんは! Chau♯の発売から早くも1ヶ月。少々タイミングを逃した気がしないでもないですがChau♯から思うことなど書いていきます。

Chau♯の“♯”は“#”じゃないよ

Hey! Say! JUMPの14枚目のシングル曲「Chau♯/我 I need you」。最初に新曲の情報だけが入ってきたときはタイトルからしてもうトンチキ曲の予感しかしなかったけど、斜め上の裏切り方の名曲揃いで興奮が止まりませんでした。発売日前日にフラゲしてiTunesに読み込んだら♯ではなく#で登録されてました。シャープより番号記号のほうがキーボードで入力するのラクだもんね(笑)。

そんな表題曲も両A面曲も揃って読み方がわからないという(笑)Hey! Say! JUMPの最新シングル。もうその振り切り具合にひれ伏すしかありませんでした。

アイドルに求められるものを引き受け切った潔さとその先にある美しさ

今回は初の曲出しがメンバーのラジオで、初のダンス出しが少年倶楽部だった、ということがまず素晴らしいですよね。ジャニネでジャケット画像が公開されそのあまりのパステル世界に「サンリオの実写化は可能だった!」という衝撃を受けたものです。

このChau♯の何にびっくりしたって、実社会に居たとしたら大学4年生から社会人3年目にあたる21~25歳の男の子たちがこの曲と衣装とダンスを納得してやりきってくれた、ということです。

大前提としてこの曲が何のためにあるか、を知っておく必要があります。この曲は「アーモンドキャラメルポップコーン」を売るためにあります。タイアップとはそういうことです。(カモナはカレーを売るためにあります。)

今回“ブルボン”という大人たちがJUMPに求めたものは消費者がポップでハッピーな気持ちや甘ふわな時間を欲してアーモンドキャラメルポップコーンを買うことです。それをHey! Say! JUMPならやれると期待し大人たちは仕事を依頼しました。

そこでHey! Say! JUMPの真価が問われると思うんですね。心のどこかで「いい年してこんな格好してこんな曲唄って踊れねぇよ。」と心のどこかで感じていたら、これだけネットとSNSが発達した時代、その思いは絶対にバレます。そんな思いをみじんも感じさせずにやりきったJUMPだから私は尊敬してやみません。

素が見透かされてしまう時代だからこそ君たちなんだ!

これ、実社会での私たちに置き換えて考えてみたらすごいことだと思うんです。我々は女として生まれてきたというだけで女としての役割を期待されます。私はそれがずっと本当に嫌で、だからこそ仕事をがんばってがんばって人間として認められようと必死に戦ってきました。

でも戦っても戦っても消耗するだけだったんですよね。そりゃそれなりに認められはしたけど認められ続けるためには勝ち続けなければいけなくて戦いには終わりがありません

JUMPが居るのはその先にある世界に思えます。アイドルに求められること、ポップコーンを売るために自分たちに求められることを潔く受け入れて、期待以上の仕事をしてみせる。そこには我々でいうところの変に人間として認められたい的なエゴがなく、かといって流されるでもなく、素のままで楽しみながらアイドルに求められる生を生きている。その姿はなんと美しいことか!!!

こんなやり方がある、ってすごいと思うんです! 伝わるかな? 戦わなくていいの。求められることをやってても、それは自分を偽るでもなく、誰かを裏切るでもない。たくさんの人を幸せにしていて、結果的に自分も幸せになれる、そういうやり方が存在するってこと。これって素の心が美しいからこそできるやり方なんですよね。

もう、前回も書いたけど我々世代には発想しえなかったこの時代の生き方を私に教えてくれる存在、それがHey! Say! JUMPなんです。

 まとめ

 まあね、細かく見ていったらJUMPの中でも戦ってる子と戦いを超越した世界にいる子がいると思うんですけど、グループがかもす空気がこうなってるってことがすごいと思うんですよね。

結論。Chau♯は名曲

追伸。我 I need youはずば抜けた名曲!!!

追伸2。KAZEKAORUとスルーはセットで名曲!!